ファッションアイテムとして、はたまた結婚指輪として、指先を彩るリング。指のサイズを知らなければ、自分に合ったリングを付けることはできませんが、サイズを測ったことがありますか?なんとなく自分のサイズを分かったつもりでいませんか?

しかも、指は左右5本ずつあり、それぞれサイズも違うはず。より指先のおしゃれを楽しむためにも、正確な自分のリングサイズを知っておきましょう。

といっても、難しければ測りたい気持ちもなくなってしまうので、家にあるもので簡単に測れる方法を紹介。指から測る方法とリングを使って測る方法があるので、この機会に自分のリングサイズを調べてみてください。

サイズ棒を使ってのリングサイズの測り方

自分の指にぴったりのリングがある場合、リングサイズ棒を使ってサイズを測ることができます。リングサイズ棒とは、その名のとおりリングのサイズを測るための棒。リングをサイズ棒に差し込んで、とまったところでリングのサイズが分かります。

リングサイズの測り方

リングがある場合、内径を測って表からサイズを知る方法もありますが、こちらの方が正確に計測できるはず。ぴったりのリングがあって、簡単に、正確にリングサイズを知りたいなら、リングサイズ棒を利用してみるのもオススメです。

家にあるものでリングサイズを測る方法

身近にあるものを使って、手軽にリングサイズを知りたいという人は、今からお伝えする方法で測ってみましょう。どこの家にもあるもので、簡単に自分のリングサイズを知ることができます。

円周か内径で号数が分かるリングサイズ表

身近なものでリングサイズを測る場合、以下のリングサイズ表がマストになります。リングサイズを知りたい指の円周か、リングの内径を測って、その数をこの表に当てはめてみてください。自分のリングサイズが分かります。

リングの内径内周

ちなみに、円周の表はこれからお伝えする自分の指を使ってサイズを測る方法から、内径の表は自分の指にぴったりのリングがある場合に、リングの内径を測ってその数からサイズをチェックしてください。

指の円周を測る位置とは?

リングの円周を測る方法

円周とは、リングの内側の円周のこと。関節の場所が指の中で一番太くなるところなので、親指は第一関節、その他の指は第二関節のところで測るようにしましょう。

細い紙を使ったリングサイズの測り方

指の円周は、紙を指に巻きつけてその長さを測れば、それが円周です。細長い紙、定規、ペンを用意しましょう。

指の円周の測り方

細い紙を準備します。指に巻くので、なるべく細めの紙の方が巻きやすいうえ、正確に測れます。

指の測り方のポイント

サイズを知りたい指の、親指なら第一関節、他の指なら第二関節に、用意した紙を巻き付けます。このとき、指にぴったりとフィットするように巻きましょう。強すぎてもゆるすぎてもダメ。指を曲げたりしてキツくないかを確認し、ずれない程度の強さで巻くこと。

指の計測ポイント

紙を巻き付けて重なった部分にペンで印を付けます。太いペンではなく、細いペンで印を入れた方が正確に測れます。

細いペンで印を入れる

定規で印を付けた二箇所の間の長さを測ります。これが円周になります。 上のリングサイズ表の円周と一番近い数字の号数が、その指のリングサイズです。

糸を使ったリングサイズの測り方

糸を使ってサイズを測る方法は、紙を使って測る方法の紙を糸に変えるだけ。用意するものも、紙を糸に変えればOKです。糸の方が紙より柔らかく、指に密着するので、より正確に測れるかもしれません。

白い糸で印をつける

裁縫用の糸や刺繍糸でもOKです。色のついているものだと印が見えづらいので、なるべく白の糸を使いましょう。

糸を指に巻き付けて測る

紙のときと同じように、サイズを知りたい指の一番太い部分に糸を巻き付けます。糸が重なる部分にペンで印を付けます。

ペンでつけた印を測る

糸を伸ばし、ペンで書いた印と印の間を測り、上のリングサイズ表からリングサイズを確認します。

メジャーを使ったリングサイズの測り方

もっと簡単な方法が、メジャーを使った測り方。メジャー自体が測定器なので、用意するものもメジャーだけです。

指の太いところの長さを測る

指の一番太いところに巻きつけるだけで、長さを知ることができるので簡単。正確に円周を測るためにも、柔らかくて、細めのメジャーを使うようにしてください。

リングサイズを測るときに気をつけること

指のサイズは、季節や時間帯、また疲労によるむくみなどによって変わることがあります。一度の測定ではなく、日付や時間などのタイミングを変えて何度か測るようにしましょう。指がむくんでいるときは、0.5~1号くらいサイズが変動する場合もあります。

また、リングは幅によって指へのフィット感が違います。基本的に、太いリングは細いリングに比べてキツく感じるので、サイズを測るときにはなるべく付けるリングの幅を考慮して測るようにしてください。幅広のデザインは、1~2号のやや大きめのサイズを選んだ方がぴったりフィットするかもしれません。

そして、紙や糸などを使って円周を測る方法は、力加減で大きく誤差がでます。キツく巻くと小さくなり、ゆるんだ状態で測ると大きなサイズになってしまいます。特に紙は、紙の厚さや硬さで生じる誤差や、ねじれることで大きく変わってしまいます。正確な円周を測らなければ、正しいリングサイズが分からないので注意しましょう。

リングのサイズは、ブランドやメーカーによっても多少の誤差があります。同じ号数でも、つくられた工場や工房によって違いますので、ぴったりのリングが欲しい場合は購入する店舗でサイズを測ってもらった方がいいかもしれませんね。

まとめ

専門的な器具がなければ、正確なリングサイズを測ることができないと思っていた人も多いのでは? 実は、どこの家にもある紙や糸や定規でリングサイズを測ることができるのです。紙や糸がねじれてしまって一人で測ることが難しい場合は、誰かに手伝ってもらってください。その方が、より正確に測れると思います。

おしゃれで可愛いリング。せっかくなら、自分の指に合ったリングを付けたいもの。普段からよく付ける指はもちろん、親指や人差し指などのあまり付けない指も、ぜひこの機会に測ってみてください。今後リングを購入するときに、絶対に役に立つはずです!


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