⾒た⽬はピアス!?ピアスホールが必要ない「ノンホールピアス」
お店で見かけるおしゃれなピアスを楽しみたい・・・でもピアスホールをあけるのは怖い!と残念に思っている方はたくさんいます。そんな女性におすすめのアクセサリーが「ノンホールピアス」です。
見た目はピアスっぽいのに、実はイヤリングなんです!デザインが豊富で、金具が目立たないため、イヤリングとはまた違ったおしゃれが楽しめます。最近注目されている「ノンホールピアス」についてメリットなどを含めて詳しくご紹介していきます。
ノンホールピアスってピアスなの?イヤリングなの?
ノンホールピアスとは、その名の通り『穴を開けなくてもつけることができるピアス』です。ピアスではなく、イヤリングの種類になります。
オメガΩ型のクリップを使って耳たぶに挟むようにしてつけるイヤリングですが、ネジ式やクリップ式のイヤリングに比べて金具が目立たないため、ピアスを付けているように見えることから人気が出ています。
ピアスにはピアスホールが絶対!?
ピアスを付けるには、細い金具をピアスホールに通して装着するので、ピアスホールを開けることは必須になっています。
ピアスホールが完成するまでには3ヶ月ほどが目安です。人によって完成の速度も違うため、長ければ1年近くかかる人もいます。ピアスホールを開けてから1~2ヶ月の間はファーストピアスで過ごしますが、ピアスホールが落ち着いてきたらセカンドピアスに替え、さらに1ヶ月~は様子を見る必要があります。
ここまで苦労しなくては、ピアスを楽しめないのです。細いピアスホールに金具を通してつけるため、あまり重みのある大きなデザインは付けることができません。しかし、比較的華奢なデザインが多く、付けるとおしゃれな印象に見えるため、ピアスを付けたいという女性は多いのです。
怖い!ピアスでの化膿と金属アレルギー
ピアスホールを開けるということは、身体に穴を開けるということになります。ピアスホールが完成するまでの間、ファーストピアスを付けていてもピアスホールの中は生傷の状態で、お手入れや消毒をさぼったり、体調不良などですぐに化膿してしまいます。
また、ピアスホールが安定したつもりでいても、不潔な手でピアスを触ってから付けた場合に化膿しやすいです。ピアスホールを何らかの理由で隠すためにファンデーションなどを塗った場合、他人が使っていたピアスを使用した場合や、毎日のケアを疎かにしてしまった場合などにも化膿してしまいます。
化膿した場合、ピアスをはずし、治療しましょう。ひどい場合はせっかく開けたピアスホールをふさがなくてはならないこともあります。また、身体に開けた穴に金属を常に入れている状態なため、金属アレルギーになる可能性も高くなっています。化膿の原因が金属アレルギーの場合もありますので、ひどいときは必ず病院に行きましょう。
イヤリングのデメリット
イヤリングは金具で耳たぶを挟み込んでつけるので、ピアスホールに差し込むピアスとは違い、大きなデザインのものも付けることができます。ですが、挟んでいるだけなので気が付いたら落としていた!ということも多いことや、長時間つけていると、金具の強さによっては、耳たぶが痛くなってしまうというデメリットがあります。
特にネジ式のイヤリングの場合、締めすぎるとすぐに痛くなってしまいますが、緩すぎると気が付いたら落ちている・・となりがちなので調整が難しいです。また、金具の作りからデザインもある程度限定されてしまい、おしゃれじゃないと感じてしまう人もいるでしょう。
金具自体が大きく存在感があるので、モチーフ飾り以外にイヤリング金具が見えるというデザインや、隠すために大ぶりのデザインの2パターンが多くなってしまいます。
ノンホールピアスを選ぶ5つのメリット
ノンホールピアスが人気を集めている5つのメリットを詳しく見ていきましょう。
1.ピアスホールを開けなくてもいい
まず、ピアスではないため、ピアスホールは開けずに付けられます。それでいて、ピアスのように見えるので、ピアス気分が味わえます。
2.金属アレルギーの人でもつけることができる
ノンホールピアスには透明樹脂製や金属製のものがありますが、今人気なのは、透明で目立たない樹脂製です。金属アレルギーの人にとっては、樹脂製の方がデザインも豊富なので、これほどうれしいメリットはないでしょう。
3.耳が痛くなりにくい
ノンホールピアスは、透明樹脂タイプや金属製でできたオメガΩ型のクリップで耳たぶを挟んでつけます。耳たぶを強く挟むことがないため、今までのイヤリングと違って長時間つけていても痛みが出にくい構造です。
4.落としにくい
イヤリングは、気が付いたら落ちていた!なんてこともよくありますが、ノンホールピアスの場合は耳たぶにフィットするように作られていますので、落ちにくくなっています。
5.金具が気にならず華奢なデザインが多い
耳につける部分の金具を隠すという必要がないので、華奢でかわいいデザインが多いです。とても自由度が高く、選ぶ楽しさもあります。
ノンホールピアスの付け方・種類
ノンホールピアスは簡単にすぐ装着できます。
正しい付け方としては、耳たぶを指で外側に引っ張る→耳のキワからノンホールピアスを差し込む→表側の金具を程よい位置まで指でスライドさせる→裏側の金具を同じくスライドさせる→下へ軽く引っ張ってみてしっかり留まっていたら装着完了です。
これで、ピアスホールを開けなくてもピアスを付けているような感覚を楽しむことができます!
ジャストサイズにカスタマイズ可能なノンホールピアス
金属製のノンホールピアスは、耳たぶの厚さに合わせてサイズの調整が可能です。ゆるいと感じた場合は、金具を指でつまむように寄せて調整してください。また、耳たぶの裏側に医療用透明テープを貼って固定すると落ちにくくなります。
透明樹脂タイプのものは調整できませんが、最初からきつめに作られているため落ちにくいです。きつい場合でも、何度か使っているうちに少しずつ広がってくるでしょう。
痛くもかゆくもないノンホールピアス
金属アレルギーの人でも使えるのが魅力の透明樹脂タイプですが、耳たぶが厚い人にとっては、広がってくるまでの間が少し大変です。
金属製のノンホールピアスで、耳に当たる部分に滑り止めのシリコンカバーがついているものは、金属アレルギーを発症しにくい素材な上に、肌触りがやさしく、痛くなりにくく、また落ちにくいのでおすすめです。
ピアスのような豊富な種類
ノンホールタイプはピアスの様な華奢なデザインが楽しめて、種類がとても豊富です。一粒ピアスのようなシンプルなタイプはノンホールピアスならではですし、小さなモチーフがついたものやフープタイプなどもステキです。
特に、イヤリングでは揺れると耳たぶが痛くなってしまう、大ぶりのモチーフなども、ノンホールピアスなら、華奢な大き目のモチーフが揺れるデザインが楽しめます。耳にフィットしているので付けているのを忘れるほどで、揺れても痛くなりにくいです。
ノンホールピアス基本5タイプ
ノンホールピアスの基本となる5つのタイプを説明します。
ピアスタイプ | 特徴 |
---|---|
直結タイプ | Ω型の金具に、モチーフを直結させるタイプです。スタッドピアスのように見えるデザインや、モチーフが連結されているデザインです。 |
直ブラタイプ | チェーンなどが垂れ下がったところにモチーフがいくつか下げられたデザインです。 |
ロングタイプ | ロングチェーンやロングモチーフなどが垂れ下がったデザインです。 |
フープタイプ | イヤリング派の憧れ、フープタイプです。名前の通り、輪になって見えます。 |
バックノンホールタイプ | 後ろにピアスキャッチ風のものがついているデザインです。 |
早速購入!どこで買う?ノンホールピアス
ノンホールピアスは数年前まではあまり多く販売されていなかったため、ハンドメイドなどで購入している人が多かったようですが、最近は取り扱うお店も増え、雑貨屋さんなどでも見かけるようになりました。
ネットショッピングモールやアクセサリーショップなどでは、500円前後から販売されています。デザインや素材によって金額は変わりますが、試しにつけてみたい・・という場合にお手頃価格があるのはうれしいですね。
まとめ
ピアスホールが必要ない「ノンホールピアス」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。イヤリングは耳が痛くなるというのが定番でしたが、痛くならず、おしゃれに見えますし、ピアスホールを開けなくていいので大人はもちろん子供にも付けられます。
よりピアスに見えるよう工夫されたデザインなど、おしゃれなデザインが数多く作られていて、体質などで今まで開けたくても開けられなかった人や、怖くて開けずにいた人にとってうれしいアクセサリーだと言えるでしょう。