ノンホールピアスは、耳に穴を開けずに付けられる人気のアイテムです。一方で、正しい付け方を知らないと落としてしまうこともあります。この記事では、ノンホールピアスの種類やおすすめの人、正しい付け方について解説します。落としてしまう原因や落とさないための工夫についても説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ノンホールピアスとは?

ノンホールピアスとは、ピアスの穴を開けていなくても付けられるピアスのことです。耳たぶを金具で挟んだり、樹脂素材で挟んだりすることで、耳に装着します。一見すると本物のピアスをしているように見えるため、ピアスの穴を開けられない人などにおすすめです。また、長時間使用していても痛くなりにくいです。

ノンホールピアスの種類

ノンホールピアスは大きく分けて2種類あります。それぞれの種類について解説します。

金具タイプ

金具タイプのノンホールピアスとは、耳に留める部分が金属でできているピアスです。金具のタイプによってサイズ調整ができるものもあるため、耳たぶの厚さに応じて着用可能です。また、着用方法は耳たぶに挟むだけなので、あっという間につけられます。

樹脂タイプ

樹脂タイプのノンホールピアスは、耳に付ける部分が樹脂素材のピアスです。樹脂ということもあって、金属タイプよりも柔らかいのが特徴で、耳に長時間付けていても痛くなりにくいつくりです。樹脂素材によっては透明で目立ちにくいものもあるので、本物のピアスをしているように見えるものもあります。

金属タイプとは異なり、金属が直接肌に触れない仕様になっているので、金属アレルギーを持っている人でも安心して着用可能です。

ノンホールピアスはこんな人におすすめ

続いては、ノンホールピアスがおすすめの人について解説します。

学校の校則で禁止されている

学生によっては、学校の校則でピアスの穴を開けること自体が禁止されているケースもあります。しかし、ノンホールピアスなら穴を開けないで済むので、校則違反にはなりません。学校の時間はカバンの中に入れるなどして、放課後や休日に着用してオシャレを楽しみましょう。

ピアスが付けられない職業・職場

ピアスは職場によっても禁止されているケースがあります。ピアスを髪の毛で隠すなどして着用する人もいるかもしれませんが、何かの拍子に見えてしまう可能性もあるでしょう。一方で、ノンホールピアスであれば、そもそもピアスではないため、着用しても問題になりません。それでいて通常のピアスのように見えるので、おしゃれを楽しむこともできます。

ピアスの穴を開けるのがこわい

先述の通り、ノンホールピアスはピアスの穴を開ける必要がありません。そのため、ノンホールピアスはピアスの穴を開けるのがこわい人や穴を開ける際の痛みが嫌な人、穴がふさがらないか心配な人などにもおすすめです。当然、穴を開けないので耳が膿んでしまう心配もありません。

ピアスの穴がふさがってしまった

ピアスの穴は一度開ければ一生開いているものではありません。使わずにいると穴がふさがることもあります。人によっては、穴がふさがる時にしこりができるケースが見られます。しこりがある状態だと、同じ場所に再びピアスの穴を開けられません。しかし、ノンホールピアスであれば、穴がふさがる心配も、耳が膿んでしまう心配もないので安心です。

金属アレルギーがあるなど体質に合わない

人によっては、ピアスをつけてもすぐに膿んでしまう人や、そもそも金属アレルギーでピアスが体質に合わない人もいます。そのような人でも、樹脂製のノンホールピアスであれば膿やアレルギーを気にすることなく着用可能です。体質的に合わない人でも、素材次第でおしゃれを楽しめるのがノンホールピアスの特徴です。

ノンホールピアスがはずれる理由

ノンホールピアスは着用しているとはずれてしまうことがあります。続いては、なぜノンホールピアスがはずれるのか、その理由について解説します。

装着した際にしっかり付けられていない

ノンホールピアスがはずれる原因の1つが装着時にしっかりと付いていないことです。付ける位置が悪かったり、中途半端な位置に付いていたりすると、ぽろっとはずれてしまいます。正しい付け方については後ほど解説します。

サイズが合っていない

ノンホールピアスは、耳たぶに挟む形で付けるので、耳たぶの厚みとノンホールピアスのサイズに違いがあると、はずれやすくなってしまいます。金具タイプは調整可能なものもありますが、樹脂タイプは調整できないため注意してください。装着した時に下に軽く引っ張っても落ちないくらいであれば、ちょうどいいサイズと言えるので確認するようにしましょう。

挟むところが緩くなっている

樹脂タイプのノンホールピアスの場合、使用しているうちに挟む部分が変形してしまって緩くなることがあります。そうなると耳からノンホールピアスがはずれやすくなってしまいます。長い間使用しているものなどは、挟む部分が広がっていないか確認しておきましょう。

服の脱ぎ着でとれる

ノンホールピアスを付けたままで服の脱ぎ着をすると取れやすいので注意しなければいけません。また、冬などはマフラーやストールの着脱時にも気をつけましょう。服を着たあとにノンホールピアスを付ける、使わないときはアクセサリー袋に入れておくといったことが対策としては考えられます。

激しく動いてしまった

ノンホールピアスは、耳に挟んでいるだけなので、激しく動くとはずれてしまうことがあります。そのため、ジムなどで運動する時にはあらかじめはずしておきましょう。また、普段の仕事でよく動く場合も付けないほうがいいでしょう。

大きいデザインで重い

大ぶりのノンホールピアスはおしゃれですが、大きすぎるとその重みが原因となって落ちてしまうことがあります。大ぶりのものを着用したい場合は、サイズの調整が可能な金属タイプのノンホールピアスを使用するようにしましょう。

ノンホールピアスの正しい付け方は?

続いては、ノンホールピアスの正しい装着方法について解説します。正しい付け方は以下の通りです。

  1. 耳たぶを外側に向かって指で引っ張る
  2. 耳を引っ張っていない方の手で耳たぶの薄い箇所、もしくは耳のキワからノンホールピアスを差し込む
  3. ノンホールピアスを耳の装着したい位置までスライドさせる
  4. 耳を引っ張っていた指をはなす
  5. 装着した状態で、ノンホールピアスを下に軽く引っ張る
  6. 落ちなければ装着完了

難しくないので、ぜひこの手順で着用するようにしてください。

ノンホールピアスを落とさないためにすること

最後に、ノンホールピアスを落とさないためのポイントについて解説します。

金具タイプは装着前にサイズを調整する

先述の通り金具タイプのノンホールピアスは、サイズ調整が可能なものもあります。自分の耳のサイズに合わせて調整しておくことで、はずれにくくなります。サイズ調整は、金具の幅を指でぎゅっとつまむように狭めればできます。

医療用テープでとめる

医療用のテープを貼ることで、ノンホールピアスを固定できます。医療用テープは肌色で目立ちにくいほか、100円均一でも販売しているので、入手しやすいのがポイントです。使用する際は、耳たぶの裏側に貼ってノンホールピアスを固定してください。また使用後は、ピアスに付いたテープの粘着素材を落とすのを忘れないようにしましょう。

まとめ

様々な理由によってピアスの穴を開けられなくても、ノンホールピアスなら簡単に付けられます。金属アレルギーを持っている人でも、樹脂タイプのものを選べば安心して着用できます。一方で、ノンホールピアスは服の脱ぎ着や激しい動きなどによってはずれやすいのも事実なので、正しい着用方法を覚えておきましょう。

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