ピアスを開けるにあたり、その場所の意味を知りたいという方も多いのではないでしょうか。この記事では、ファーストピアスや2つ目以降のピアスを開けたい方向けに、ピアスを空ける場所について解説します。ピアス開けた後のケア方法についても説明するので、ぜひ参考にしてください。

ピアスを開ける場所の意味|1.左右による意味の違いとは?

ここでは、左耳・右耳に開けるピアスの意味を男女別に紹介します。

左耳のピアス

左耳のピアスは、「守る人」の意味を持ち「男性らしさ」を象徴します。

男性

一般的に男性が片耳だけにピアスをする場合は、左耳につけます。右耳だけにつけていると、同性愛者とみられることもあるようです。特に左耳に偶数のピアスは、性対象がノーマルであることを伝える意味もあります。

女性

左耳は「守る人」を意味するため、女性が左耳にのみピアスをつけると、同性愛者とみられる可能性があります。何も考えずにピアスをつけると、相手に誤解を与えかねないので注意しましょう。

右耳のピアス

右耳のピアスは「守られる人」という意味を持ち、優しさや運命といった「女性らしさ」を象徴します。

男性

男性が右耳にのみピアスをつけていると、同性愛者とみられる可能性があります。アピールを目的とせず、右耳のみにピアスをつけている友人・知人がいる場合は、こっそりと教えてあげましょう。

女性

一般的に女性が片耳のみにピアスをつける場合は、右耳につけます。性対象がノーマルであることを伝える目的で偶数個のピアスをつけるケースもあります。

ピアスを開ける場所の意味|2.数による意味の違いとは?

ここでは、ピアスを開ける場所の意味を数別に紹介します。

偶数

海外では左右で意味を持たせたいときに、偶数個のピアスを開けます。奇数よりも偶数を重視するのが一般的です。ピアスをつけたまま海外に渡航するときは、数による意味も意識しましょう。

両耳に偶数のピアス

両耳に偶数個のピアスをつけても、特に意味はありません。第三者からは、ファッションとしてみられることが多いです。

左耳のみ偶数のピアス

左耳のみ偶数のピアスを開ける意味は、男女別に異なります。男性の場合はより男性的な強さを、女性の場合は同性愛のアピールとなる場合があります。特に海外では偶数を重視するため、より強くこれらの印象を与えるでしょう。

右耳のみ偶数のピアス

右耳のみ偶数のピアスを開ける意味も、男女別に異なります。女性の場合はより女性的な優しさを、男性の場合はより同性愛的な印象を与えるようです。女性が左右に複数開ける場合は、左側のピアスを奇数個にし、右側のピアスを偶数個にします。

奇数

奇数は、海外より日本人の価値観に合った数字です。例えば日本のお祝い事であるお正月やひな祭りなどは、それぞれ「1月1日」「3月3日」という奇数日に行われます。

左右にひとつずつ

最も一般的なのが、左右にひとつずつピアスを開ける方法です。これといって意味もなく、第三者からはファッションピアスとしてみられることが多くなります。

左耳のみ奇数のピアス

女性が左耳のみ奇数個のピアスを開けると、より同性愛的なアピールに繋がります。男性の場合は、より男性的な印象を相手に与えるでしょう。国内でピアスに意味を持たせたいときにおすすめです。

右耳のみ奇数のピアス

女性が右耳のみ奇数のピアスを開けるのは、より女性らしさをアピールすることに繋がります。男性の場合は、より同性愛的なイメージを相手に与えるでしょう。

開ける場所別|ピアス穴の名称

ここでは、ピアスを開ける場所の名前を紹介します。ピアスを開ける際の参考にしてください。

耳たぶ|イヤーロブ

イヤーロブは耳たぶにおけるピアスの名称で、ファーストピアスの一番オーソドックスな場所といえます。ここに開ける穴の数を調節することで、ピアスに意味を持たせようとする方も多いです。ちなみに左右にひとつずつを開けるのは、特になんの意味も持ちません。

トラガス

耳の穴の前方に位置する軟骨部分のことです。耳たぶより前方にありかつ目立つため、近年注目を集めています。またトラガス系のピアスとしては、アンチトラガスも有名です。アンチトラガスは耳たぶ上部にある、ぼこぼこした軟骨部分を指します。あまり一般的ではありませんが、耳たぶに近いため、おしゃれとして好む方も多いです。

アンテナへリックス

耳上方の軟骨部分に開けるピアスを指します。具体的な場所は、耳上部にある折れ曲がった軟骨部分です。耳に着けるピアスの中でも目立ちやすいため、他のピアスとは一味違った存在感を出せます。ピアスがアンテナのようにみえるため、このような名称がつきました。

インダストリアル

耳上部の軟骨に開けるピアスです。2つの穴を開け、その間に橋を架けるように長めのピアスをつけます。アンテナヘリックスよりさらに目立つため、より存在感を出したい方におすすめです。耳上部の軟骨に複数のピアス穴が開いている場合は、検討してみてください。ただし一般的なピアスより難易度が高いため、初心者には不向きです。

ファーストピアスを開ける場合|おすすめの場所とは?

ここでは、ファーストピアスのおすすめ場所を紹介します。初めてピアスを開ける際の、参考にしてください。

左右の耳たぶにひとつずつ開ける場合

最も一般的なのが、左右の耳たぶにひとつずつ開ける方法です。特に耳たぶの外側から4~6mm程度のところは、いろいろなピアスとの相性がよく、汎用性のある場所とされています。ただしこれはあくまで目安なので、自分の耳たぶの形や大きさに合わせて、最適な場所を選びましょう。ちなみに外側によせすぎると、ちょっとした刺激で傷つきやすくなります。

複数開ける予定がある場合

複数のピアスをつける場合は、耳たぶの周辺寄りにファーストピアスを開けましょう。中央に穴をあけると、2番目以降のピアスのバランスがとりづらくなります。片耳に2つのピアスをつけたい場合は、1cm程の間隔で穴を開けるのがおすすめです。

ピアスを開けた後のケアとは?

ここでは、ピアスを開けた後のケア方法を紹介します。きちんとケアしないと、炎症などのトラブルに繋がるので注意しましょう。

洗浄を行う場合

ピアス穴のケアは、消毒より洗浄の方が望ましいです。消毒液では殺菌力で強すぎて、穴付近の善い細菌まで殺してしまいます。具体的には石鹸や洗顔料を泡立て、穴付近に刺激を与えないように洗浄しましょう。穴付近には触れず、泡のみで洗うのがポイントです。洗浄は、朝と夜の2回行います。穴が安定してきたら、1日1回に減らしてもかまいません。

消毒を行う場合

ピアスを開けた後のケアは洗浄が望ましいですが、どうしても消毒すべきケースも出てくるかもしれません。そのような場合は、専用のジェル状消毒液を使いましょう。市販の消毒液は、刺激が強すぎるので不向きです。ピアス穴専用の消毒液といっても、殺菌効果はあるので、一般的な消毒液としても活用できます。

場所による意味を知ってピアスを開けよう

ピアスは開ける場所によって意味が異なります。左耳は男らしさ・右耳は女らしさを意味するので、耳にピアスを開ける際は参考にしましょう。個数にも意味があり、海外では偶数・国内では奇数を意識します。それぞれの意味をおさえ、自分にあった場所にピアスを開けてください。

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